金沢市兼六園杜若

金沢市兼六園では杜若が咲きだした。所で、杜若とあやめの違いをご存じだろうか?杜若は学名Iris laevigata(滑らかなアイリス)で、英文名はrabit-ear irisとなる。一方、あやめの学名はIris sanguinea(血の色をしたアイリス)で、英文名はSiberian irisである。しかし、どちらも兎の耳に似ていて、どうもはっきりしない。 五月の花および、かきつばたで調べると、杜若は花びらの中央部に白色の斑紋があることが特徴で、水際に咲く。あやめは、花びらには網目模様があるのが特徴で、畠などの乾燥した土を好む。
最後に、花菖蒲は学名Iris ensata var. ensataで、花は兎の耳とは異なり、しかも網目はなく、外花被片に黄色い斑紋を持つことを特徴とするらしい。写真①は、兼六園での杜若。②は金沢市増泉におけるあやめの画像です。

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